2010年05月26日

犬・猫経由の感染症に注意―厚労省が呼び掛け(医療介護CBニュース)

 犬や猫にかまれるなどして菌に感染し、まれに重症化して死亡に至るケースもある「カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症」について、厚生労働省がホームページで注意を呼び掛けている。

 「カプノサイトファーガ・カニモルサス」は、犬や猫など動物の口腔内に常にいる細菌。同感染症は、かまれたり引っかかれたりすることでまれに感染・発症し、発熱や腹痛、吐き気などの症状が見られる。また、糖尿病やアルコール中毒などの慢性疾患がある人や高齢者で免疫機能が低下している場合には、重症化しやすい傾向があるという。
 国立感染症研究所の調べによると、2002年から09年にかけて、国内で確認された同感染症の報告事例のうち、重症化したケースが14例あり、6人が細菌の感染が原因とみられる敗血症や髄膜炎などで死亡した。
 重症化した患者は40-90歳代と中高年層で、感染原因は「犬の咬傷」6例、「猫の咬傷・掻傷」6例、「不明」2例となっている。

 厚労省では、保健所などに報告された動物にかまれたことによるけがの報告数に対する患者数は非常に少なく、同感染症は極めてまれにしか発症しないとしながらも、日ごろから動物との過度の触れ合いは避け、触れた後は手洗いなどを確実に実行するよう呼び掛けている。
 なお同感染症は、感染症法に基づく届け出が必要な疾病ではないため、診療した医療機関が行政機関に届け出る必要はないが、国立感染症研究所では今後も調査・研究を進めていくために情報提供を呼び掛けている。
 同感染症についての相談や情報提供は、国立感染症研究所獣医科学部第一室03(5285)1111まで。


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posted by アダチ シゲオ at 19:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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